仮面ライダービルド ファイナルステージ in東京
2018.10.14 遂にこの日はやって来ました。
仮面ライダービルド ファイナルステージのファイナル。
キャスト陣が一堂に会して揃うのは、この日が最後。
ファイナルステージ初日の大阪公演は、台風接近で中止。
本来ならこの公演を全ステしてからの東京だったのに、蓋を開ければ東京のみの参加で、なにやら気持ちも追いつかない状況。
最終公演のスペシャルステージを除く2公演に参加し、最終公演は帰りの新幹線内で、TTFCのライブ配信を見ました。
涙涙の1日で、同じ空間にいれるだけで幸せ。
大阪から見せびらかす予定やった団扇も日の目を見ることができ、(いらんやろうけど)その団扇をプレゼントすることもでき、これに関しては悔いはないかな。
仮面ライダービルド。
久々にがっつりとハマったライダーでした。
前回ハマった鎧武ドライブから約2年。こんなにハマるなんて想像つかなかったな。
序盤に私の心を鷲掴みにしたのは、ビルドのスタイリッシュさもさることながら、金尾さん演じるブラッドスタークと前川さん演じる石動惣一でした。
まず、ブラッドスターク。
おちゃらけているように見えての絶対悪である存在。戦兎に入れ知恵したり助けたりするが、それらの行為は全て自分の野望のためだけであって、決してブレていない姿勢にかっこよさを覚えた。
それは、スタークの真の正体が明かされ、エボルトとして活動していても同じ。
地球のためには倒さなくてはいけない相手なんやけど、スタークが勝つ未来も見てみたかったな、とさえ思える。
数多くいる敵キャラの中で、一番大好きになりました。ほんまかっこいい!
私はスタークが勝つことも応援していたし、また復活してほしいな、とも思う!
次に、石動惣一。
この人、スターク(エボルト)に乗っ取られていたんです。しかも、物語が始まる前から。
それを隠して戦兎や実の娘のみーたんに接していたかと思うと、ほんま悪い奴やなあーって。
正体がバレる前はお茶目でドジで、ある意味スタークに近い所作だったんやけど、バレてからの変わりように鳥肌が立った。
もうね、めちゃめちゃかっこいい。この人にならもてあそばされたいって思うほど。
でもね、もうちょっとだけ、バレる前の石動惣一が見てみたかった願望はあるので、新世界になってからの本当の石動惣一がVシネで見れる事を今から楽しみにしています。
そして、中盤から出てきて、私の心を鷲掴みにしたのは……。
そう、ご存知、猿渡一海/仮面ライダーグリス。
中の人が武田航平くんっていうのも少なからず好きな要因のひとつ。中の人入りでごめんなさい、って感じやけど、11年間好きで追っかけて…ってしてるので。
それだけではこんなに好き好き言えてないし、やはり猿渡一海、かずみんの男らしさにグッと来たから。
仲間のために、っていうのが、登場人物上で一番感じる人。戦争とはいえ、大切な仲間(三羽カラス)が消滅したら、消滅させた相手のことを怨むのが普通やと思うけど、戦兎も幻さんも仲間やと認めた瞬間から許す懐の広さ。私じゃ到底無理やし、許せる人なんている?ってレベルで。
一番戦争というものを理解している人。それと同時に、自分は北都の兵器であることを誰よりも理解して動いてしまう悲しい人。初期の頃とか、「祭じゃーーー!!!」なんて騒いでたけど、そんな気分じゃないの見え見えやったし、自分だけが戦争の犠牲になればいいと思ってたし、早く戦争を終わらせたいと思ってたし。
とことん優しい男の人でした。そんな彼が大好きです。
最後は良き消滅の仕方で、報われて良かったと思った。仲間が消滅してるっていう、一番悲しい運命を背負わされていたんだもんね。
みーたんに名前呼んでもらえて良かったね。
新世界でもみーたんと関われて良かったね。
新世界では誰よりも幸せな人生を歩んで欲しいです。
上記に挙げた人物以外にも、たくさんの素敵な人達がビルドには登場していました。
戦争という難しいテーマやったけど、戦う意味、守る意味、色んな意味を教えてもらった1年間でした。
本当にありがとう!!!
冬映画にVシネ、超全集にブルーレイとまだまだビルドを楽しめそうで何よりです。
節目節目でビルドを見返して、平和について考えていこうと思える、そんな作品です。
お疲れ様でした。ありがとう。